Rabu, 15 Maret 2023

NY円、反落 1ドル=134円20~30銭 日米金利差の拡大で - 日本経済新聞

【NQNニューヨーク=戸部実華】14日のニューヨーク外国為替市場で円相場は4営業日ぶりに反落し、前日比1円円安・ドル高の1ドル=134円20~30銭で取引を終えた。米国債利回りが上昇し、日米金利差の拡大を手掛かりとした円売り・ドル買いが優勢になった。

シリコンバレーバンク(SVB)など米銀行の破綻をきっかけに、前日に急落した地銀の株価が14日は軒並み反発した。前日までリスク回避で買われた米国債は売られ、幅広い年限の利回りが上昇した。金融政策の影響を受けやすい2年物国債利回りは前日比0.29%高い4.26%、10年債利回りは0.12%高い3.69%で終えた。

朝方発表の2月の米消費者物価指数(CPI)を受け、米連邦準備理事会(FRB)による利上げ継続が意識されたことも、円売り・ドル買いを誘った。エネルギー・食品を除くコア指数の上昇率は前年同月比5.5%と市場予想と一致し、前月比は0.5%と予想(0.4%)を上回った。利上げ加速を促す内容ではないが「一段の銀行破綻など不安定さが増さない限り0.25%の確率を高めた」(エバコアISIのクリシュナ・グーハ氏)と受け止められた。

前日は銀行システムの不透明感からFRBが3月は利上げを見送るとの観測が浮上し、円は対ドルで約1カ月ぶりの高値を付けていた。14日は持ち高調整の円売り・ドル買いが出やすかった。

円の安値は134円90銭、高値は133円85銭だった。

円は対ユーロで4営業日ぶりに反落し、前日比1円05銭円安・ユーロ高の1ユーロ=143円95銭~144円05銭で取引を終えた。

ユーロは対ドルで小幅に4日続伸し、前日比0.0005ドルユーロ高・ドル安の1ユーロ=1.0730~40ドルで取引を終えた。一時は1.0750ドルと2月中旬以来のユーロ高・ドル安水準を付けた。欧米の株式相場が上昇し、リスク選好時に買われやすいユーロの相場を支えた。買い一巡後は持ち高調整や利益確定を目的としたユーロ売り・ドル買いも出て、上値は限られた。

ユーロの安値は1.0693ドルだった。

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2023-03-14 21:55:58Z
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