Kamis, 11 April 2024

鈴木財務相や神田財務官の口先介入では円安反転せず、市場関係者「介入の局面は近い」 - 読売新聞オンライン

 11日の東京外国為替市場で円安が加速し、長期金利は約5か月ぶりの水準まで上昇した。市場では政府・日本銀行による為替介入への警戒感が強まっている。

 財務省の神田真人財務官は11日午前、記者団に「過度な変動は国民経済に悪影響を与える。足元の動きは急であり、行き過ぎた動きに対してはあらゆる手段を排除せずに適切な対応を取っていきたい」と述べた。その後に鈴木財務相も同様のコメントで急速な円安進行をけん制したが、相場は反転せず、午後に入ると一段と下落した。

 外為どっとコム総合研究所の神田卓也氏は「数日で1ドル=154円台まで円安が進めば、介入の可能性が高まる。口先介入では円安が止まらないため、介入に追い込まれる局面は近い」とみる。

 一方、11日の東京債券市場では、長期金利の代表的な指標となる新発10年物国債の流通利回りが0・860%まで上昇(債券価格は下落)した。米長期金利の上昇を受け、連動する傾向にある日本の金利も上がった。株式市場は売りが優勢となり、日経平均株価(225種)の下げ幅は一時500円を超えた。

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2024-04-11 15:18:00Z
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