[東京 26日 ロイター] - きょうの東京株式市場で日経平均株価は、上値の重い展開が想定される。前日の米国市場では、米連邦公開市場委員会(FOMC) 議事要旨(5月3─4日開催分)の発表を無難に通過して株高となり、日本株も支援されそうだが、このところの日本株は米国株ほど下げていなかったことから、反発力は限定的とみられている。
日経平均の予想レンジは2万6600─2万7000円。
前日の米国市場で米国株は上昇して取引を終えた。米連邦準備理事会(FRB)が公表した連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨を無難に通過し、買い戻しが優勢となった。
一方、米半導体大手のエヌビディアが公表した第2・四半期(5─7月)の売上高見通しは、供給網の問題やゲーム機向けGPU(画像処理半導体)の需要減速を背景に、市場予想を下回った。
日本株は、このところの米国株との連動性が低下(デカップリング)しており、反発余地は限られるとみられている。エヌビディアの株価は時間外取引で大幅下落しており、半導体装置関連などハイテク株にとって重しになりそうだ。
市場では、FOMC議事要旨を無難に通過したことは、日本株の直接的な買い材料にはならないとの見方が出ている。「着々と金利が上がっていくことは間違いなく、企業業績への影響が分からない状況は変わらない」(いちよしアセットマネジメントの秋野充成取締役)との声が聞かれる。
きょうは国内で4月企業向けサービス価格指数が発表されるほか、米国では1―3月期のGDP改定値が発表される。
前営業日終値 年初来高値 年初来安値
日経平均 26677.80 29388.16 24681.74
-70.34 2022年1月5日 2022年3月9日
シカゴ日経平均先物当限 26790(円建て)
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2022-05-25 22:51:00Z
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