28日の東京株式市場で日経平均株価は3営業日ぶりに反落し、前日比107円37銭(0・41%)安の2万6340円50銭で終えた。前日の米市場で長期金利の上昇を背景にハイテク株が下げたのを受け、東京市場でもグロース(成長)株を中心に売りが優勢だった。下げ幅は一時250円に迫ったが、下値では押し目買いも入った。
前日の米市場ではハイテク株比率の高いナスダック総合株価指数や、主要な半導体関連株で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX)が大幅に下落した。「米国の長期金利の上昇に改めて警戒感が強まった」(国内証券ストラテジスト)とみられ、東京市場でも値がさのハイテク株や半導体関連株に売りが出て指数を押し下げた。
日銀が金融緩和策を修正した12月19~20日開催分の金融政策決定会合の「主な意見」を28日朝に公表。金融緩和について「いずれかのタイミングで検証を行い、効果と副作用のバランスを判断していくことが必要」との意見があり、市場では日銀が近いうちに緩和策の再修正に踏み切る可能性を指摘する声が聞かれた。
売り一巡後は下げ渋った。割安感のある水準とみた個人投資家などの押し目買いが入った。きょうは12月期末の配当権利付き最終売買日にあたり、配当再投資に絡んだ先物買いも支えになった。
東証株価指数(TOPIX)は3営業日ぶりに反落し、終値は前日比1・13ポイント(0・06%)安の1909・02で終えた。
東証プライムの売買代金は概算で2兆3226億円。売買高は10億4796万株だった。東証プライムの値下がり銘柄数は911、値上がりは826、変わらずは101だった。
東エレクや村田製が売られた。ZHDやエムスリーも下落した。住友不や三井不も安い。半面、川重やIHIが上昇した。関西電や大ガスも上げた。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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2022-12-28 00:10:59Z
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