日本株は大幅続伸へ、米利上げの終了観測強まる－ハイテクなどに買い - ブルームバーグ

６日の東京株式相場は大幅に続伸する見込み。連休中の米国市場で雇用統計が労働需要の減速の兆候を示し、景気を冷やす米利上げ局面は終了したとの見方が強まる。金利上昇局面で下落してきた電機などハイテク関連や空運株などに買いが集まりそうだ。

米シカゴ先物市場（ＣＭＥ）の日経平均先物（円建て）の清算値は３万2735円と、2日の大阪取引所の通常取引終値（３万1880円）に比べ855円高 Ｓ＆Ｐ500種株価指数は５日続伸－米10年債利回りは4.57％と９ベーシスポイント低下

東海東京調査センターの平川昇二チーフグローバルストラテジスト

• 米長期金利が低下した影響は大きく、日経平均は３万2700円近辺まで上昇するのではないか
  • そもそも８月以降に長期金利の上昇を受けて株式相場が下落してきたことを踏まえれば、今はその反対の展開
  • ３日の米国市場で素材や不動産株などが上昇したのは下がった分のリターンリバーサル
  • 日本でも同様に買い戻しの力が加わり、直近のパフォーマンスで下位に並ぶ精密機械や空運、機械、電機、非鉄金属株が買われやすい
• 最終的には米経済が景気後退局面に入るかが焦点だが、米供給管理協会（ＩＳＭ）の非製造業指数を見てもサービス関連はそれほど悪化しておらず、少なくとも年内は長期金利が低下する中で株のバリュエーションが上昇する見通しが想定できる

背景

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2023-11-05 22:58:00Z
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