Jumat, 17 November 2023

ビッグモーター、伊藤忠が買収検討…創業家の影響力排除を前提に「経営再建の可能性検証」 - 読売新聞オンライン

 伊藤忠商事は17日、保険金の不正請求問題で業績が悪化する中古車販売大手ビッグモーターについて買収を含めた支援を行う検討に入ったと発表した。同日付でビッグモーター側と基本合意書を締結し、資産査定を始める。ビッグモーターの創業家の影響力を排除することが支援の前提で、「経営再建の可能性を検証する」としている。

 伊藤忠は子会社の伊藤忠エネクス、国内の企業再生ファンド「ジェイ・ウィル・パートナーズ」(JWP)と連合を組み、ビッグモーターの資産査定に入る。その上で、来春までに出資の可否などを判断する考えだ。

 伊藤忠は傘下企業を通じ、自動車販売などの事業を展開している。中古車販売や板金・修理を中心としたビッグモーターの事業との相乗効果が出せる可能性があると判断した模様だ。

 ビッグモーターを巡っては除草剤をまいて店舗前の街路樹を枯死させた問題なども発覚し、法令順守体制の欠如が明らかになっている。消費者の信頼が失墜しており、伊藤忠は支援で自社のイメージが傷つかないかも見極める方針だ。

 ビッグモーターは今年7月、保険金の不正請求問題の責任を取り、創業者の兼重宏行前社長が辞任した。ただ、同社の全株式は兼重氏らの資産管理会社が保有している。

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2023-11-17 10:41:12Z
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