物流会社のAZ-COM丸和ホールディングスが同業のC&Fロジホールディングスに行っている同意なき買収提案を巡り、佐川急便を傘下に持つSGホールディングスがC&Fロジの買収に乗り出すと、日本経済新聞が17日に報じた。
報道によると、現在の株価にプレミアムを乗せて株式公開買い付け(TOB)をする方針だ。C&Fロジ経営陣の態度は不明。AZ丸和HはすでにTOBを実施しており、1株当たり3000円を提示している。
物流業界では再編や協業の動きが相次ぐ。時間外労働規制で輸送能力が不足する「2024年問題」を受け、構造変革を迫られているためだ。9日には米投資ファンドKKR傘下のロジスティード(旧日立物流)がアルプス物流の買収を発表した。日本郵便グループもセイノーホールディングスなどと業務提携を発表している。
AZ丸和Hは今年3月、C&Fロジに対するTOBを5月上旬に始めると予告した。C&Fロジは5月末への延期を求めたが、AZ丸和Hは5月2日にTOBを開始。C&Fロジは10日、「複数の初期的な提案を受領」していると明らかにした。これに対してAZ丸和Hが質問状を送ったと17日に発表していた。
複数の提案があることが明らかになったためにC&Fロジの株価はさらに上昇し、17日の終値はAZ丸和Hの提示価格を大きく上回る3800円だった。
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2024-05-17 09:29:06Z
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