インドネシア初の地下鉄を含む都市高速鉄道(MRT)が24日、首都ジャカルタで開業した。日本が全面支援し、世界最悪とも言われる首都の交通渋滞緩和の切り札として期待されている。
国際協力機構(JICA)によると、開業したのは中心部を南北に結ぶ路線の一部区間(15.7キロ)。5.9キロの地下鉄区間と9.8キロの高架区間からなり、13駅を30分で結ぶ。
日本のゼネコンと地元建設会社との共同企業体(JV)などが受注し、工事期間は約5年半。最終的に日本の円借款計約1500億円が充てられる見込みで、車両は日本車両製造(名古屋市)が96両納入した。
運営会社のMRTジャカルタによると、運賃は管轄するジャカルタ特別州で最終調整が続いており、31日までは無料。4月1日に営業運転を開始するとしている。(共同)
https://www.sankei.com/economy/news/190324/ecn1903240004-n1.html
2019-03-24 08:13:00Z
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