Selasa, 13 September 2022

話題株ピックアップ【昼刊】:任天堂、カルビー、神戸物産 | 注目株 - 株探ニュース - 株探ニュース

任天堂 <日足> 「株探」多機能チャートより
■正栄食品工業 8079>  4,440円  +460 円 (+11.6%)  11:30現在  東証プライム 上昇率5位
 正栄食品工業8079>が急反発し年初来高値を更新している。12日の取引終了後に発表した第3四半期累計(21年11月~22年7月)連結決算は、営業利益が35億8100万円(前年同期比3.1%減)と減益となったものの、通期予想を上回って着地したことが好感されている。売上高は776億3900万円となった。会計基準の変更に伴い売上高の対前年増減率はないものの、日本での乾果実類や製菓原材料類の販売が好調に推移した。ただ、米国事業の利益が好調に推移する一方、過去数年間積極的に行ってきた新工場建設に係る減価償却費の増加や原料価格上昇などにより日本国内の利益が減益となり、営業利益は減益だった。なお、為替差益の計上などが寄与し、純利益は26億500万円(同5.0%増)と増益に転じた。なお、22年10月期通期業績予想は、売上高1000億円、営業利益35億円(前期比16.3%減)、純利益24億円(同13.9%減)の従来見通しを据え置いている。

■JMホールディングス <3539>  1,687円  +97 円 (+6.1%)  11:30現在
 JMホールディングス<3539>は寄り付きから大口の買いを集め続急伸、8月末以来の1600円台乗せを果たした。関東圏でスーパーマーケットを展開するが足もとの業績は好調に推移している。12日取引終了後に発表した23年7月期の業績予想は営業利益が前期比8%増の72億円を予想、20年7月期以来3期ぶりに過去最高を更新する見通し。好業績を背景に株主還元にも前向きで、前期の年間配当を従来計画に5円上乗せの35円(前々期実績は30円)としたほか、今期は更に5円増配の40円を計画している。これを評価する買いを呼び込んでいる。

■任天堂 <7974>  61,620円  +2,660 円 (+4.5%)  11:30現在
 任天堂<7974>が大幅続伸している。同社は12日、9月9日に発売したニンテンドースイッチ向けソフト「スプラトゥーン3」の国内販売本数が、発売後3日間として過去最高の345万本を突破したと発表しており、これが好感されている。「スプラトゥーン」シリーズは、ヒトの姿に変身する不思議なイカを操作するアクションシューティングゲームで、4対4のチームに分かれて3分間で地面を塗った面積で勝敗を決める「ナワバリバトル」が特徴。最新作となる「スプラトゥーン3」では、シリーズの基本的なルールを踏襲しつつ、新たなブキやスペシャルウェポン、アクションなどを追加。また「ナワバリバトル」のほかに、多彩なギミックが待ち受けるステージを攻略していく1人用の「ヒーローモード」や、最大4人で協力して遊ぶ「サーモンラン」など、バリエーションに富んだモードを楽しむことができるという。

■カルビー <2229>  2,880円  +117 円 (+4.2%)  11:30現在
 カルビー<2229>が急反騰。株価は一時、前日に比べ5%超高に買われた。SMBC日興証券は12日、同社株の投資評価を「2」から「1」へ引き上げた。目標株価は2200円から3400円に見直した。「デフレ時代の成功と低迷を超克し、インフレに対応すべく新たな経営に果敢に挑戦し始めた」ことを評価している。具体的には(1)コストインフレを契機に経営が覚醒、トップ企業としての責任を自覚し、不退転の覚悟で値上げに取り組む(2)スナック市場は寡占度が高く今秋の本格値上げは成功する公算大(3)24年3月期営業利益は過去最高の300億円(23年3月期は255億円)を予想、インバウンドが本格回復すれば中期的には350億円も視野に(4)課題は海外事業で戦略の見直しが早急に必要(5)予想PERは24年3月期18倍、過去5期平均22倍に比べ割安――と指摘している。

■神戸物産 <3038>  3,585円  +125 円 (+3.6%)  11:30現在
 神戸物産<3038>が4日続伸している。12日の取引終了後に発表した第3四半期累計(21年11月~22年7月)連結決算が、売上高3000億1600万円(前年同期比12.2%増)、営業利益218億4700万円(同2.9%増)、純利益159億3200万円(同7.1%増)と増収増益で着地したことが好感されている。引き続きメディアやSNSで話題になっていることに加えて、価格戦略が奏功し売上高が増加した。急激な原材料価格高騰や円安進行などのコスト高が影響し粗利率は低下したが、原材料の配合変更などによる製造コストの削減や新たな為替予約によるヘッジ比率の引き上げ、価格改定の順次実施などで利益を確保した。なお、22年10月期通期業績予想は、売上高3800億円(前期比5.0%増)、営業利益288億円(同5.4%増)、純利益198億円(同1.1%増)の従来見通しを据え置いている。

■コシダカHD <2157>  891円  +17 円 (+2.0%)  11:30現在
 コシダカホールディングス<2157>が4連騰と上げ足を加速、一時30円高の904円まで買われ、今月1日につけた高値883円を上回り、約2週間ぶりに年初来高値を更新した。「カラオケまねきねこ」を直営で展開する。新型コロナウイルスによる経済規制の影響から解放され、収益環境の風向きが追い風に変わった。また、直近では政府による水際対策の緩和で訪日客の増勢が見込まれ、カラオケにもインバウンド需要の恩恵が及ぶとみられている。株価面では空売りの買い戻しも誘発し上昇基調を強めており、2020年2月のコロナショック急落後では初めてとなる1000円台復帰も視野に置く。

■鴻池運輸 <9025>  1,405円  +23 円 (+1.7%)  11:30現在
 鴻池運輸<9025>が4日続伸し年初来高値を更新している。午前10時ごろ、グループ会社でインドで医療関連サービスを提供するカルナメディカル・データベース社がインドにおける「医療品」「食品」の卸売業免許を取得したと発表しており、これが好材料視されている。今回の免許取得によりカルナメディカル社は、従来日系企業に提供している医療・ヘルスケア分野の現地調査などのインド進出支援業務に加えて、医療品及び食品の商品卸売事業も担うことで、日系企業のインド市場における販路開拓・拡大支援を強化することになる。今後は、カルナメディカル社が窓口となり、医療・ヘルスケア分野の日系メーカー向けに、インド進出に向けた現地調査、日本からインドへの商品輸出、インド国内の物流に加え、サプライチェーンに全体に関わる一貫サービスを展開するとしている。

■村田製作所 <6981>  7,730円  +107 円 (+1.4%)  11:30現在
 村田製作所<6981>、太陽誘電<6976>、TDK<6762>など電子部品株が軒並み買い優勢の展開となっている。前日の米国株市場ではアップル<AAPL>が4%近い上昇をみせるなど急動意をみせ、全体指数の上昇に貢献した。スマートフォンの最新機種である「iPhone14」について複数のアナリストから高評価を得たことで、これを好感する買いを集めた。セラミックコンデンサー世界トップシェアの村田製をはじめ、アップルの有力サプライヤーである日本の電子部品メーカーにも買いが波及している。

■ソフトバンクグループ <9984>  5,660円  +23 円 (+0.4%)  11:30現在
 ソフトバンクグループ<9984>は売り買い交錯。前週まで5500円近辺でのもみ合いが続いていたが、週明けは買い優勢に傾き上放れの兆しを見せ始めた。きょうは目先筋の利益確定売りと上昇一服場面を仕込み場とみた買いが錯綜し、がっぷり四つの状態にある。米国株市場がリバウンドに転じ、特にハイテク株比率の高いナスダック総合株価指数が直近まで4連騰で1万2000大台を回復するなど戻り足を鮮明としており、米ハイテク株への投資を行っている同社株にとっては追い風材料となっている。傘下のビジョン・ファンドが低迷するなか、副社長を務めていたラジーブ・ミスラ氏など社内の重要人物の辞任が相次ぎ、これを手掛かり材料とした空売りも観測されていたが、足もとでは米株高を味方にショートカバーを誘発、株価の上昇に反映される格好となっている。

■シーアールイー <3458>  1,572円  -211 円 (-11.8%)  11:30現在  東証プライム 下落率トップ
 シーアールイー<3458>が大幅安となっている。同社は12日取引終了後、23年7月期通期の連結業績予想を公表。営業利益の見通しを前期比37.6%減の63億5000万円としていることが嫌気されているようだ。売上高の見通しは同1.5%減の618億円。物流投資事業が前期に高水準だった反動で減収減益となる見込みで、アセットマネジメント事業も私募においてファンド組成、物件売却による手数料が減少することから減収減益になる見通しだとしている。なお、58万株(自己株式を除く発行済み株式総数の1.94%)、10億円を上限とする自社株取得枠を設定したことをあわせて発表。取得期間はきょうから来年3月14日までとなっている。また、株主優待制度を廃止することも発表。今後は配当などによる利益還元に集約するとしている。

■スマレジ <4431>  1,362円  +150 円 (+12.4%)  11:30現在
 スマレジ<4431>が安寄り後、切り返す動きとなっている。同社は12日取引終了後、23年4月期第1四半期(5~7月)の単独決算を発表。営業利益は前年同期比19.8%減の1億8600万円となったものの、通期計画6億5100万円に対する進捗率が28.6%となっていることが好感されているようだ。サービスの拡大や開発力強化に向けた積極的な採用活動で人件費が増加したほか、広告宣伝費などセールス&マーケティング投資により販管費が増加したことが利益面に影響した。一方、クラウドPOSレジ「スマレジ」の登録店舗数が順調に伸びていることを背景に、売上高は同33.6%増の12億2800万円で着地した。なお、通期業績予想については従来計画を据え置いている。

■東日システム <3316>  541円  +40 円 (+8.0%)  11:30現在
 東京日産コンピュータシステム<3316>が急伸している。12日の取引終了後、株主優待を実施すると発表したことが好感されている。22年9月30日時点の株主に対して一律でクオカード500円分を贈呈するとしている。

■ニーズウェル <3992>  687円  +42 円 (+6.5%)  11:30現在  東証プライム 上昇率10位
 ニーズウェル<3992>が高い。12日の取引終了後、三井住友カード(東京都江東区)と業務提携したと発表しており、これが材料視されているようだ。経費精算サービスのコンカー(東京都千代田区)の協業パートナーである両社が提携することで、企業の経費精算業務におけるデジタルトランスフォーメーション(DX)を推進していく。

■アイケイケイ <2198>  655円  +32 円 (+5.1%)  11:30現在
 アイ・ケイ・ケイホールディングス<2198>は大幅高。一時12%高の698円まで買われる場面があった。12日の取引終了後に22年10月期第3四半期累計(21年11月~22年7月)の決算を発表。営業損益が前年同期の赤字から10億3400万円の黒字に転換しており、これが好感されているようだ。売上高も前年同期比70.3%増の132億8500万円と好調だった。挙式や披露宴の延期が減少し、施行組数が順調に回復したことが寄与した。

●ストップ高銘柄
 メディア総研 <9242>  1,976円  +400 円 (+25.4%) ストップ高   11:30現在
 鈴与シンワート <9360>  2,140円  +400 円 (+23.0%) ストップ高   11:30現在
 日医工 <4541>  530円  +80 円 (+17.8%) ストップ高   11:30現在
 HEROZ <4382>  1,149円  +150 円 (+15.0%) ストップ高   11:30現在
 旅工房 <6548>  767円  +100 円 (+15.0%) ストップ高   11:30現在
 以上、5銘柄

●ストップ安銘柄
 トミタ電機 <6898>  6,560円  -1,500 円 (-18.6%) ストップ安   11:30現在
 三ッ星 <5820>  6,600円  -1,500 円 (-18.5%) ストップ安   11:30現在
 以上、2銘柄

株探ニュース

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2022-09-13 02:41:10Z
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