
米国株式市場は、ナスダック総合が2021年11月に付けた終値での過去最高値を一時上回ったが、その後下げに転じた。2021年12月撮影(2024年 ロイター/Jeenah Moon)
市場参加者はFRBによる利下げの開始時期やペースについて手掛かりを得るため、今週発表の消費者物価指数(CPI)と生産者物価指数(PPI)に注目している。
エンジェルス・インベストメンツの最高投資責任者(CIO)、マイケル・ローゼン氏は「13日のCPIは足元のインフレ動向に関する重要指標で、フェデラル・ファンド(FF)金利引き下げまでかかる時間の判断材料となる」と指摘。売り、買いどちらも動きづらいムードだったとした。
ナスダックは21年11月に付けた終値での最高値を一時上回り、取引時間中の最高値(1万6212.229)に迫ったが、午後の取引で失速した。
今週は鉱工業生産や小売売上高、ミシガン大学消費者信頼感指数(速報)など経済指標発表がめじろ押しとなる。
市場では、人工知能(AI)関連の大型株が過去4カ月間にわたり強気相場をけん引してきた。その他の銘柄も早期利下げ期待や好調な景況感を追い風に上昇してきた。
CFRAリサーチのチーフ投資ストラテジスト、サム・ストーバル氏は、上値余地あがるとみられる出遅れ銘柄を物色する動きがあったとし、底値拾いが優勢だったようだと述べた。
ニューヨーク証券取引所では値上がり銘柄数が値下がり銘柄数を3.4対1の比率で上回った。ナスダックでは1.95対1で値上がり銘柄が多かった。
米取引所の合算出来高は111億4000万株。直近20営業日の平均は117億2000万株。
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2024-02-12 22:06:00Z
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