Kamis, 08 Februari 2024

米新規失業保険申請件数、3週間ぶりに減少-雇用継続の姿勢示唆 - ブルームバーグ

米新規失業保険申請件数は先週、3週間ぶりに減少した。雇用継続の姿勢がおおむね維持されていることがうかがわれる。

キーポイント
  • 先週の米新規失業保険申請件数は前週比9000件減少の21万8000件
    • エコノミスト予想の中央値は22万件
    • 前週は22万7000件
      • 速報値22万4000件から上方修正
  • 失業保険の継続受給者数は1月27日終了週に187万1000人に減少
US Jobless Claims Fall for the First Time in Three Weeks | Initial applications drop to 218,000, continuing claims also decline

上段:新規失業保険申請件数、下段:継続受給者数

出所:米労働省

  この数カ月間、労働市場は予想外の力強さを見せ、個人消費の原動力となっている。しかしUPSや一連のハイテク企業による人員削減が注目を集め、向こう数カ月にかけて労働需要が鈍る予兆ともみられている。

  より変動の少ない失業保険申請の4週移動平均は21万2250件に増加。昨年12月下旬以来の高水準となった。

  季節調整前の失業保険申請件数は3万1000件余り減少し、約23万2700件。減少は比較的多くの州に広がっており、オレゴン州とオハイオ州で特に大きく減った。

  ブルームバーグ・エコノミクス(BE)のイライザ・ウィンガー氏は「新規失業保険申請件数は引き続き解雇率が比較的低いことを示唆している。調整前のデータからは、天候関連の変調を除けば昨年と似たようなパターンが見て取れる。しかしレイオフの報道が散見されており、申請件数は向こう数週間に増加する可能性がある」と分析した。

  統計の詳細は表をご覧ください。

原題:US Initial Jobless Claims Drop for the First Time in Three Weeks(抜粋)

 

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2024-02-08 14:41:14Z
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