「日興リサーチセンター」の推計によりますと先月、ETFを除く投資信託の資金の出入りは、新たに購入するなどして流入した額から解約や売却などで流出した額を差し引いた「純流入額」が1兆2950億円となりました。
これは2007年8月以来、およそ16年ぶりの高い水準だということです。
このうち先月、非課税で保有できる限度額が拡充された個人投資家向けの優遇税制「NISA」の対象となる投資信託の「純流入額」が99%を占め、新たな制度が積極的に活用されている実態がうかがえます。
「純流入額」が多かった1位から5位までが主に海外株式で構成される商品やアメリカのS&P500の株価指数に連動する商品など海外関連だったということです。
NISAの拡充をきっかけに、今後も投資信託への資金の流入が続くのかや、日本株関連の商品への投資が増えるかが注目されます。
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2024-02-12 21:47:04Z
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