20日の東京外国為替市場の円相場は1ドル=150円台前半と前日夕から小幅安で推移。米国休場で取引参加者が少ない中、欧州時間終盤にかけてドルが幅広い通貨に対して買われた。国内外とも手掛かり難の状況が続き、事業会社の決済が集中する五・十日(ごとおび)に伴う動きが一巡した後は積極的な取引は手控えられそうだ。
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りそなホールディングス市場企画部の石田武為替ストラテジストは、前日に続いて手掛かりを欠くため小動きを見込む。週を通しても日本が23日から3連休になることなどから大きく動きづらいだろうと述べた。
石田氏は円相場の「レンジ感が150円前後にシフトしてきた」と話す。先週発表された米物価統計(消費者物価と生産者物価)の堅調さから、来週の個人消費支出(PCE)デフレーターは強めと予想され、大きくドル安・円高に動きにくいと指摘。一方、150円台では当局の介入が意識されてくることからドル高・円安にもなりづらいとみる。
19日の海外市場では欧州債につれて米国債先物が弱含みで推移し、欧州時間終盤にかけてドル買い・円売りが優勢となったが、総じて方向感に欠けた。20日も国内で重要な経済指標の発表などは予定されていない。円相場は米消費者物価指数(CPI)の発表があった13日の取引レンジ(149円27銭~150円89銭)の中間付近で値動きが小さくなっている。
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2024-02-19 22:38:00Z
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