ディズニー株売却を否決 京成電鉄が定時株主総会 英投資ファンドが提案 - 産経ニュース

京成電鉄の株主総会が開かれるホテルの入り口＝２７日午前、千葉市

京成電鉄は２７日、千葉市のホテルで定時株主総会を開いた。同社が保有するオリエンタルランド（ＯＬＣ）の株式売却を求めた英投資ファンドの株主提案を否決した。ＯＬＣは東京ディズニーリゾート（千葉県浦安市）を運営している。

京成はＯＬＣ株の２１・１５％を保有。一方で、時価総額では京成の約９千億円に対し、ＯＬＣは約８兆円で、大きな差が生じている。

ＯＬＣ株の売却を提案したのは京成の株式の１・９８％を持つ英投資ファンド「パリサー・キャピタル」。「ＯＬＣ株が京成の事業成長や株主還元に生かされていない」と主張し、保有比率を１５％未満にすることなどを定款に盛り込むよう求めている。

機関投資家の投票行動に影響を与える議決権行使助言会社２社はパリサーの提案への賛成を推奨。一方、京成は提案に反対している。パリサーによると、総会で株主提案は否決された。

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2024-06-27 04:52:13Z
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