
米国株式市場は、序盤の上昇から下げに転じて取引を終えた。インフレ指標を消化した後、バイデン大統領と共和党のトランプ前大統領とのテレビ討論会を受けた政治的な不透明感が重しとなった。2011年2月撮影(2024年 ロイター/Eric Thayer)
[ニューヨーク 28日 ロイター] - 米国株式市場は、序盤の上昇から下げに転じて取引を終えた。インフレ指標を消化した後、バイデン大統領と共和党のトランプ前大統領とのテレビ討論会を受けた政治的な不透明感が重しとなった。
ナイキは1日当たりの下落幅としては約20年ぶりの大きさを記録。悲観的な見通しが嫌気された。
オールスプリングのアクティブ株式部門責任者、アン・ミレッティ氏は「連邦準備理事会(FRB)は2%目標をかなり真剣に考えており、規律を保っているため、インフレ率に大きな変化はないと思う」と述べた。
LSEGのフェドウオッチによると、PCE価格指数の発表を受け、9月の利下げ確率は66%に上昇。市場では引き続き年内に利下げが2回実施されると見込まれている。
グローバルト・インベストメンツのシニアポートフォリオマネジャー、トーマス・マーティン氏は、27日の第1回討論会でのバイデン氏の不安定なパフォーマンスが株価を圧迫したと指摘。「人々は大統領選挙で何が起こるか考えようとしている。討論会後、不確実性は減るどころか、むしろ増大している」と述べた。
米債利回りが序盤の低下から一転した上昇したことも一部の大型株に対する圧力となった。
ニューヨーク証券取引所では値上がり銘柄数が値下がり銘柄数を1.29対1の比率で上回った。
LSEGデータに基づく暫定値です。前日比が一致しない場合があります ※米国株式市場
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2024-06-28 21:37:00Z
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