就職情報会社「学情」は13日、アンケートに応じた424の企業・団体のうち、2024年度に賃上げしたとの回答は7割超だったと発表した。賃上げ率は「2~5%未満」が最多だった。理由は「従業員のモチベーションアップ」とする回答が最も多かった。
調査は4~5月、企業・団体の人事担当者を対象にインターネットで行った。「2~5%未満」の賃上げを実施したとの回答が36・6%だった。続いて「1~2%未満」20・3%、「5~7%未満」11・1%だった。「7~10%未満」「10%以上」との回答もあり、合計は7割を超えた。「賃上げをしていない」は26・7%だった。
賃上げの理由を複数回答で聞いた結果「従業員のモチベーションアップのため」が68・2%と最多で、「人材の確保・定着のため」67・8%、「物価上昇に対応するため」62・1%と続いた。
今春闘の大企業の月給平均賃上げ率は、経団連の集計では5・58%だった。
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2024-06-13 08:48:41Z
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