中国の製造業活動が6月に2カ月連続で縮小を示した。政府が景気のけん引役と期待する分野での弱さが示唆された。
国家統計局が30日に発表した6月の製造業購買担当者指数(PMI)は49.5。5月と同じ数値で、ブルームバーグ調査でエコノミスト予想中央値と一致した。50を超えると活動の拡大を意味する。
製造業の新規受注指数は需要鈍化で49.5に低下。海外からの新規受注は前月と変わらずの48.3。
建設業とサービス業を対象とする非製造業PMIは50.5。エコノミスト予想は51、5月は51.1だった。
中国経済は今年、まだら模様となっており、製造業が明るい話題となる時期もあった一方で、長引く不動産危機が消費の重しとなっている。また、貿易摩擦も課題となっており、中国の二大輸出先である米国と欧州連合(EU)は、巨額の政府補助金で不当にてこ入れされた安価な中国製品の輸出急増に警鐘を鳴らしている。
国家統計局の趙慶河氏は同統計に付随する発表文で「持続的な回復と改善の基盤はまだ強化する必要がある」と述べた。
建設指数は52.3と、5月の54.4から低下し、2023年7月以来最も弱い数字となった。ブルームバーグ・エコノミクスによると、景気回復の重要な支えである国家インフラ支出が勢いを失ったことを示唆しており、より大胆な景気刺激策の必要性を浮き彫りにした。
原題:China Factory Activity Shrinks Again in Warning to Economy (1) (抜粋)
(統計の詳細などを追加して更新します)
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2024-06-30 03:24:15Z
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