米国株式市場＝小幅高、インフレ指標など控え値動き不安定 - ロイター (Reuters Japan)

米国株式市場は小幅高で取引を終えた。２０２１年１月撮影（２０２４年　ロイター/Mike Segar）

［ニューヨーク　２６日　ロイター］ - 米国株式市場は不安定な値動きの中、小幅高で取引を終えた。バイデン大統領と共和党のトランプ前大統領が対決する第１回テレビ討論会や米連邦準備理事会（ＦＲＢ）当局者が注視するインフレ指標の発表を前に手控えムードが広がった。

半導体大手エヌビディア(NVDA.O), opens new tabが引けにかけてプラスに転じたほか、アップル(AAPL.O), opens new tabやアマゾン・ドット・コム(AMZN.O), opens new tab、テスラ(TSLA.O), opens new tabなど他の大型株も上昇した。

今週は２８日発表の個人消費支出（ＰＣＥ）価格指数に注目が集まる。

カーソン・グループのチーフ市場ストラテジスト、ライアン・デトリック氏は、インフレ指標が緩やかで、企業決算が良好なら、ハイテク株から出遅れ銘柄へのシフトがさらに促される可能性があると述べた。

個別では家電メーカーのワールプール(WHR.N), opens new tabが１７．１％急伸。独自動車部品大手ロバート・ボッシュが買収を検討しているとのロイターの報道を受けた。

物流大手フェデックス(FDX.N), opens new tabは２０２５年度利益見通しが市場予想を上回ったことを好感して１５．５３％上昇。ダウ輸送株(.DJT), opens new tab指数は１カ月超ぶり高値となった。 もっと見る

アップルは約２％高。ローゼンブラットが投資判断を「ニュートラル」から「バイ」に引き上げた。スタイフェルが投資判断「バイ」でカバーを開始したテスラも４．８１％上昇した。

アマゾンは３．９０％上昇し、時価総額が２兆ドルを超えた。 もっと見る

新興電気自動車（ＥＶ）メーカーのリビアン(RIVN.O), opens new tabは２３．２４％急伸。独フォルクスワーゲン（ＶＷ）が最大５０億ドルを出資すると明らかにした。 もっと見る

ニューヨーク証券取引所では値下がり銘柄数が値上がり銘柄数を１．４１対１の比率で上回った。

米取引所の合算出来高は約１０５億９０００万株。直近２０営業日の平均は１１８億３０００万株。

ＬＳＥＧデータに基づく暫定値です。前日比が一致しない場合があります ※米国株式市場

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2024-06-26 21:39:00Z
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