海外の金利上昇で多額の含み損が発生した農林中央金庫が、保有する米国債などを2024年度中に10兆円程度売却することがわかった。損失の処理により、25年3月期の最終利益で5000億円超を見込んでいた赤字額は1兆5000億円規模まで膨らむ可能性がある。
外国債券の損失を確定させた上で、金利変動の影響を受けやすい資産から、収益が見込める資産に入れ替えを行うべきだと判断した。
22年3月末に3343億円だった農林中金の債券の含み損は、24年3月末に約6・6倍の2兆1923億円まで拡大した。5月の決算記者会見で、25年3月期に最終赤字に転落する見通しだと発表し、1兆2000億円規模の資本増強を行う方針を明らかにしていた。
農林中金は、農林水産業に携わる事業者の資金を傘下の系統金融機関経由で集め、国内外の株式や債券で運用している。
https://news.google.com/rss/articles/CBMiNmh0dHBzOi8vd3d3LnlvbWl1cmkuY28uanAvZWNvbm9teS8yMDI0MDYxOC1PWVQxVDUwMTc2L9IBAA?oc=5
2024-06-18 13:50:00Z
CBMiNmh0dHBzOi8vd3d3LnlvbWl1cmkuY28uanAvZWNvbm9teS8yMDI0MDYxOC1PWVQxVDUwMTc2L9IBAA
Tidak ada komentar:
Posting Komentar