Sabtu, 04 Mei 2019

ランドセル商戦早くもピーク 大型連休、消費増税(産経新聞) - Yahoo!ニュース

 関西の百貨店やスーパーで、早くも来春入学の小学生をターゲットにしたランドセル商戦がピークを迎えている。年々、購入時期が早まっていることに加え、4月27日に始まった10日間の大型連休で顧客の動きが活発化。10月の消費税率10%への引き上げが約5カ月後に迫る中、増税前の駆け込み需要も見込まれている。

 高島屋大阪店(大阪市中央区)は、タレントの篠原ともえさんがデザインした花柄を刺繍(ししゅう)したモデル(7万8千円・税別)など「和」をモチーフにした商品が売れ筋。販売担当者は「ランドセルの内側や鋲(びょう)に梅の柄をあしらうなど、派手すぎず、おしゃれな感じが好評」という。

 同店は、来年4月入学の1年以上前にあたる3月下旬にランドセル売り場を開設した。購入は「ゴールデンウイークがヤマ場になる」(同店)とみて、4月10日には商品のラインアップを完了した。商品数は前年より30種類多い280種類を用意し、売り切れの早そうな人気商品の在庫を増やした。

 近鉄百貨店本店(同市阿倍野区)も、昨年より約3週間早い3月下旬に売り場を設けた。例年にない10連休で家族連れの来店が増え、「売り上げのピーク」(同店)が来ると見込み、品ぞろえを充実。革の風合いを生かした手作りブランド「ランドセル工房生田 オルティウム」(9万円・税別)など約300種類を投入した。

 4月末時点での成約ペースは、すでに高島屋大阪店で前年同期の2倍、近鉄百貨店本店は1・5倍以上となっている。

 イオンリテールは、大手百貨店に先行して3月7日に商戦をスタートした。タブレット端末などを入れやすくした「みらいポケット」(6万円~・税別)など実用性をアピールした商品を展開している。

 近年、ランドセル商戦は早まる傾向にある。帰省で祖父母にプレゼントしてもらいやすい夏休みがピークだったが、「『人気商品は早く買わないと売り切れる』と購入を急ぐ消費者が増えた」(イオンリテール)。10月の消費税増税を控えて「早く購入しようという意識」(市内百貨店)は、さらに高まっており、商戦の早期化に拍車をかけているようだ。

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2019-05-04 10:40:00Z
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