建設現場のショベルカーなどを図面との誤差を数センチにとどめて自動で作業させる技術が実用化されました。
実用化されたのは、機械メーカーの「コマツ」と「NTTドコモ」などが取り組むGNSSと呼ばれる人工衛星を使った技術です。
通信機器を備えたブルドーザーやショベルカーが人工衛星に加えてドコモのサーバーとの間で位置情報をやり取りすることで、あらかじめ入力した図面と重ね合わせ、自動で作業するということです。
図面と実際の仕上がりの誤差は数センチ以内にとどめることができたということで、この自動化の技術で操縦する人の能力にかかわらず、作業の効率化が期待できるとしています。
コマツは建設作業員の高齢化や人手不足を背景にIT技術で建設作業を効率化する取り組みを加速させていて、小川啓之社長は記者会見で、「イノベーションで社会課題を解決していく」と述べ、建設機械の自動化を進めていく考えを示しました。
また、NTTドコモの吉澤和弘社長は「建設や農業の機械にとどまらず、将来は事業領域を拡大していきたい」と述べ、この技術を自動運転やドローンにも応用していく考えを示しました。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190528/k10011932851000.html
2019-05-28 10:55:16Z
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