1日を始める前に押さえておきたい世界のニュースを毎朝お届け。ブルームバーグのニュースレターへの登録はこちら。
東京株式市場でTOPIXは小幅に上昇。外国為替市場でドル円相場が112円台まで円安が進み、自動車など輸出関連に買いが入っている。9月の米雇用統計で平均時給が4月以来の大幅な伸びとなり、インフレ観測が強まった。米長期金利が上昇し、収益環境が改善する銀行や保険などの金融株も値上がりしている。一方、金利上昇が向かい風となる成長株は下落。半導体関連などが値を崩し、TOPIXは下落に転じる場面もあった。
|
市場関係者の見方
東海東京調査センターの平川昇二チーフグローバルストラテジスト
- 9月米雇用統計の結果は表面上はかんばしくないが、非農業部門雇用者数は8月分を上昇修正した内容で、賃金は大きく上昇した。テーパリングの計画に変更ないだろうと見られている
- 米長期金利は1.6%台に乗せ、外国為替が円安に進んだことは日本株にとってプラスと好感されるだろう
- 岸田首相の金融所得課税見直し撤回は、証券市場にとっては安心感につながる
東証33業種
上昇率上位 | 海運、ゴム製品、鉱業、石油・石炭製品、輸送用機器、非鉄金属 |
下落率上位 | 精密機器、情報・通信、その他製品 |
背景
- 米雇用者数、19.4万人増に減速-2カ月連続で予想を大きく下回る
- 金融所得課税見直しを当面撤回、岸田首相「誤解が広がった」
- 【米国市況】株下落し長期金利は1.6%に上昇、雇用統計後-原油80ドル
- ドル・円相場は1ドル=112円台前半で推移、前営業日の日本株終値時点は111円92銭
https://news.google.com/__i/rss/rd/articles/CBMiQ2h0dHBzOi8vd3d3LmJsb29tYmVyZy5jby5qcC9uZXdzL2FydGljbGVzLzIwMjEtMTAtMTAvUjBQNDhXRFdMVTZHMDHSAQA?oc=5
2021-10-10 22:47:00Z
CBMiQ2h0dHBzOi8vd3d3LmJsb29tYmVyZy5jby5qcC9uZXdzL2FydGljbGVzLzIwMjEtMTAtMTAvUjBQNDhXRFdMVTZHMDHSAQA
Tidak ada komentar:
Posting Komentar