Rabu, 19 Oktober 2022

円は149円後半、米長期金利上昇で32年ぶり150円に接近も介入を警戒 - ブルームバーグ

東京外国為替市場では円が対ドルで約32年ぶり安値を更新。世界的なインフレ高進を背景に米金利が上昇しており、仲値に絡んだ実需の円売りもあり、1ドル=150円に接近している。一方、日本の通貨当局による円買い介入も警戒され、心理的節目を前に神経質な値動きとなっている。

 
  • 円は対ドルで午前10時22分現在、前日比ほぼ変わらずの149円95銭。一時149円96銭を付け、1990年8月以来の安値を連日で更新
ドル・円相場と米10年債利回り

  りそなホールディングス市場企画部の梶田伸介チーフストラテジストは、「欧州の物価上振れなどが意識される中で、海外の引き締め懸念がさらに米国の金利上昇を招き、ドル・円も一段高という状況」と説明。一方で、「当局も150円から一気に155円に進むような状況は回避したいと考えていると思われ、150円台を一方向に上げていくような動きになると介入が入りやすい」とみている。

  米10年債利回りは19日の取引で2008年以来の水準に上昇。英国の消費者物価指数(CPI)が市場予想を上回り、世界的な金融引き締めの継続が意識されたほか、米20年債入札が不調な結果となり、13ベーシスポイント(bp)高い4.13%台に達した。20日アジア時間の取引では4.14%台に上昇している。

  鈴木俊一財務相は20日、「投機による過度な変動は絶対に容認することはできない」と話した。前日までの表現に「絶対に」が加わった。参院予算委員会で答弁した。

  梶田氏は「黒田東彦総裁の任期中は緩和継続というところも織り込み済みになっており、国内ではドル・円の一段高を促すような材料に乏しい」と指摘。「あるとすれば介入が入って下方向の材料」だとし、「150円台に乗せても時間帯としても短い」とみている。

背景

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2022-10-19 22:04:00Z
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