Kamis, 13 Oktober 2022

NYの円相場、一時1ドル=147円台後半まで下落…32年ぶりの円安水準 - 読売新聞オンライン

 13日のニューヨーク外国為替市場で、円相場は一時、1ドル=147円台後半まで下落した。1990年8月以来、約32年ぶりの円安水準となった。日米の金利差拡大が意識され、運用に有利なドルを買って円を売る動きが優勢となっている。

 13日に発表された9月の米国の消費者物価指数(CPI)の上昇率が前年同月比8・2%と市場予想(8・1%)を上回ったことを受け、米連邦準備制度理事会(FRB)がインフレ(物価上昇)抑制のために大幅な利上げを進めるとの見方が強まり、円売りが進んだ。

 円相場は政府・日本銀行が9月22日に円買い・ドル売りの為替介入を実施する直前の安値水準(1ドル=145円90銭)を下回っており、市場では追加介入への警戒感も高まっている。(ニューヨーク支局 小林泰裕)

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2022-10-13 12:43:00Z
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