Sabtu, 01 Oktober 2022

「かっぱ寿司」社長、「はま寿司」の営業秘密を表にまとめ幹部で共有か - 読売新聞オンライン

 回転ずし大手「はま寿司」の営業秘密のデータを不正取得したとして、「かっぱ寿司」を運営する「カッパ・クリエイト」社長の田辺公己容疑者(46)らが不正競争防止法違反容疑で逮捕された事件で、カッパ社がデータに含まれていたすしの原価などを表にまとめ、経営幹部の間で共有していたことが捜査関係者への取材でわかった。警視庁はメニュー開発や価格設定の参考にしていたとみている。

 田辺容疑者は、はま寿司の親会社の幹部だった2020年9月、はま寿司の商品原価などに関する営業秘密のデータを不正に取得。同11月にカッパ社に転職した後、データをカッパ社幹部に渡したとして9月30日に逮捕された。

 捜査関係者によると、データは、はま寿司が各店舗で提供するすしの原価や、食材の種類、ネタとして使う魚介類の仕入れ値などに関するものだった。

 田辺容疑者が持ち込んだこのデータをもとに、カッパ社は、はま寿司と自社の商品原価などを比較する表を作成し、複数の経営幹部らの間で資料を共有していたという。

 業界関係者によると、回転ずしチェーンは売上高に占める仕入れ値の割合が高い。他社の原価や仕入れ先が分かれば、より安価で魅力的なメニュー作りや、ネタの安定的な確保に役立てられる可能性があるという。

 警視庁はカッパ社がデータを活用したとみて、法人としての同社を同法違反容疑で書類送検する方針。

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2022-10-01 06:00:00Z
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