8日前場の日経平均株価は前日比116円59銭高の2万7365円46銭と反発。朝方は、買いが先行した。7日の米国株式は高安まちまちながら、日本時間8日朝の時間外取引で米株価指数先物が高く、円安・ドル高歩調も支えとなった。先物に断続的な買いが入り、上げ幅を広げ、一時2万7461円33銭(前日比212円46銭高)まで上昇した。一巡後は、米株先物の上値が重いこともあり、戻り売りに伸び悩み商状となった。
東証1部の出来高は6億2500万株、売買代金は1兆4891億円。騰落銘柄数は値上がり1357銘柄、値下がり722銘柄、変わらず98銘柄。
市場からは「米国で新型コロナの新規感染者数が減少し、そのあたりも意識されたようだが、上値を買い進む状況にはない。日経平均2万7000円以下はないとみられるが、当面は値固めで材料待ちといったところか」(中堅証券)との声が聞かれた。
業種別では、川崎汽 <9107> 、商船三井 <9104> 、郵船 <9101> などの海運株が上昇。マルハニチロ <1333> 、日水 <1332> などの水産農林株も高い。JAL <9201> 、ANA <9202> などの空運株や、JR西日本 <9021> 、京成 <9009> 、名鉄 <9048> などの陸運株も買われた。日本製鉄 <5401> 、JFE <5411> 、丸一管 <5463> などの鉄鋼株や、ブリヂス <5108> 、住友ゴム <5110> などのゴム製品株も堅調。三菱UFJ <8306> 、りそなHD <8308> 、三井住友 <8316> などの銀行株も値を上げた。住友電工 <5802> 、大阪チタ <5726> などの非鉄金属株も引き締まった。
半面、日本紙 <3863> 、王子HD <3861> 、レンゴー <3941> などのパルプ紙株が軟調。JPX <8697> 、オリックス <8591> などのその他金融株も安い。デサント <8114> 、グンゼ <3002> などの繊維製品株や、オリンパス <7733> 、テルモ <4543> などの精密株も値を下げた。任天堂 <7974> 、ローランド <7944> などのその他製品株も売られた。
個別では、グレイス <6541> (整理)、ドリームI <4310> 、シグマクシス <6088> 、きちりHD <3082> 、グランディ <8999> などの上げが目立った。半面、エンビプロH <5698> 、ネクステージ <3186> 、DIC <4631> 、EduLab <4427> 、インテージH <4326> などの下げが目立った。なお、東証業種別株価指数は全33業種中、24業種が上昇した。
提供:モーニングスター社
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2022-02-08 02:44:00Z
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