外食大手「すかいらーくホールディングス(HD)」(東京)が、従業員の労働時間に関し5分未満の端数を切り捨てる運用をしていたことが8日、同社などへの取材で分かった。同社は、パートやアルバイト約9万人を対象に賃金を1分単位で再計算し、過去2年分の計16億~17億円を支払う。7月からは1分単位に運用を改める。
労働基準法は、賃金は全額支払うよう規定している。厚生労働省の担当者は一般論として「労働時間の端数を切り捨てる運用は違法の可能性がある」と話している。すかいらーくHDは取材に「5分単位の勤怠管理自体が違法である認識はない」とコメント。「新管理方式への円滑な移行と従業員への配慮の観点」から、追加で賃金を支払うことを決めたと説明した。
未払い賃金の支払いは令和2年7月から今年6月分。賃金請求権の時効は20年4月施行の改正労基法で3年になったが、施行前は2年で時効が成立していることを踏まえたとみられる。
すかいらーくHDのホームページによると、今年3月末現在で国内外に計約3100店舗を展開している。
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2022-06-08 11:42:01Z
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