[東京 20日 ロイター] - きょうの東京株式市場で日経平均株価は、強もちあいが想定されている。日銀政策決定会合の終了でイベント通過の安心感が生じる中、直近の急落相場から下げ過ぎの反動があるとの見方も出ていることから、自律反発することになりそうだ。ただ、大きく切り返すだけの材料も見当たらず、急速な上昇は期待しにくいという。
日経平均の予想レンジは2万5800円─2万6300円。
前週末17日の米国株式市場は小反発。ただ、新型コロナウイルスのパンデミックの影響で急落した2020年3月以来、週ベースとして最大の下落幅を記録した。明確な方向性を示す動きとならなかったほか、20日は休場となるため、米株は材料になりにくく、海外投資家も様子見姿勢になるという。時間外取引で米株先物の動きが注目されることになりそうだ。
一方、17日の大引け後に行われた会見で日銀の黒田東彦総裁は、為替の動向を注視した上で金融政策の判断材料とするのかとの問いに「為替レートをターゲットにして金融政策を運営している国はない」と否定。前週に日本株の市場で広がった、各国に歩調を合わせて利上げをするとの思惑が後退した。
そのため、外為市場ではドル高/円安が進んだが、国内景気に対する安心感が生じるという。市場では「急落相場にいったん歯止めがかかりそうだ。テクニカル面からも自律反発が見込めるのではないか」(東洋証券・ストラテジストの大塚竜太氏)との見方が出ている。
前営業日終値 昨年来高値 昨年来安値
日経平均 25963.00 30795.78 26954.81
-468.20 2021年9月14日 2021年8月20日
シカゴ日経平均先物当限 25930(円建て)
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2022-06-19 23:01:00Z
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