Rabu, 24 Mei 2023

東証大引け 続落、下げ幅一時400円に迫る トヨタは逆行高 - 日本経済新聞

24日の東京株式市場で日経平均株価は続落し、前日比275円09銭(0.89%)安の3万0682円68銭で終えた。前日の米株式市場で主要株価指数がそろって下落し、東京市場でも運用リスクを避ける動きが優勢だった。このところ日本株は急ピッチで上昇していたため、利益確定目的の売りも出やすかった。中国で新型コロナウイルスの感染が再拡大していると伝わったことも重荷だった。下げ幅は一時400円に迫った。

日経平均は5月に入り、前日までで2000円以上水準を切り上げており、短期的な過熱感は強まっていた。市場では「相場のトレンドに沿って売買する海外の商品投資顧問(CTA)によるまとまった売りが出たのをきっかけに、国内外の投資家が追随して売る動きが続いていた」(国内証券トレーダー)との声が聞かれた。

もっとも売り一巡後は下げ渋った。外国為替市場で円相場は1ドル=138円台と円安・ドル高基調で推移している。東京証券取引所のPBR(株価純資産倍率)1倍割れ企業への改善要請などを受け、日本企業の経営改革に対する海外投資家の期待も根強い。景気減速懸念がくすぶる米国株などと比べた相対的な投資環境の良好さに着目する海外勢は依然として多いといい、足元の調整は一時的との見方もあった。

東証株価指数(TOPIX)は続落し、9.09ポイント(0.42%)安の2152.40で終えた。

東証プライムの売買代金は概算で3兆1884億円。売買高は12億4322万株だった。東証プライムの値下がり銘柄数は1134と、全体の約6割を占めた。値上がりは603、変わらずは98銘柄だった。

ファストリソフトバンクグループ(SBG)など値がさ株が安い。テルモ第一三共の下げも目立った。中国での新型コロナの感染再拡大による消費減速への懸念から資生堂三越伊勢丹が売られた。一方、23日に大引け直前で急落したトヨタが逆行高となり、5.35%高で取引を終えた。ファナック日立建機安川電の上げが目立った。東エレクスクリンも買われた。

〔日経QUICKニュース(NQN)〕

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2023-05-24 06:26:42Z
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