8日の債券相場は下落。カナダ銀行(中央銀行)の政策金利引き上げで米国の金融引き締め観測が強まり、米国債が下落した影響から売りが先行している。ただ、日本銀行の政策修正観測が植田和男総裁のハト派的な姿勢で後退していることや、国債買い入れオペが相場の下支えとなっている。
三菱UFJモルガン・スタンレー証券の鶴田啓介シニア債券ストラテジストは、夜間取引や米国債相場の動向を受けて売り優勢の展開とした一方、「金利が上昇したところでは国内投資家による押し目買い需要が相応にあるとみられ、下値は限定的だろう」と述べた。
|
|
日銀は午前の金融調節で10年国債を0.5%の利回りで無制限に買い入れる指し値オペを通知した。債券先物の決済に使われる受渡適格最割安銘柄(チーペスト)対象の同オペも継続した。
流動性供給入札
- 残存期間5年超15.5年以下(発行予定額:額面金額で5000億円程度)
- 鶴田氏:当該ゾーンは日銀の積極的な国債買い入れで需給がひっ迫。前回・前々回の入札では品薄銘柄を中心に需要が集まったことから、今回も同様のパターンが見込まれる
関連記事
https://news.google.com/rss/articles/CBMiQ2h0dHBzOi8vd3d3LmJsb29tYmVyZy5jby5qcC9uZXdzL2FydGljbGVzLzIwMjMtMDYtMDcvUlZXSUgzVDFVTTBXMDHSAQA?oc=5
2023-06-07 22:59:00Z
2122506664
Tidak ada komentar:
Posting Komentar