【NQNニューヨーク=稲場三奈】9日の米株式市場でダウ工業株30種平均は小幅に4日続伸し、前日比43ドル17セント高の3万3876ドル78セント(速報値)で終えた。来週に米経済指標や米連邦準備理事会(FRB)による政策金利の発表を控え、様子見の雰囲気があった。一方、ハイテク株の買いが引き続き相場の支えとなった。
来週は13日に5月の米消費者物価指数(CPI)が発表されるほか、13~14日には米連邦公開市場委員会(FOMC)が開かれる。結果を見極めたいというムードは根強い。週末を控えていることもあり、積極的な売買は手控えられた。
ダウ平均は前日までの3営業日で270ドルあまり上昇していた。朝方は持ち高を整理する動きが出やすく、下げに転じる場面があった。半面、最近の戻りをけん引してきたハイテク株への買いが引き続き入った。ダウ平均の構成銘柄では、顧客情報管理のセールスフォースやソフトウエアのマイクロソフトも買われた。
製薬のメルクや医療保険のユナイテッドヘルス・グループといったディフェンシブ株の一角に買いが入った。一方、航空機のボーイングとホームセンターのホーム・デポは売られた。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は続伸し、前日比20.619ポイント高い1万3259.143(速報値)で終えた。
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2023-06-09 20:04:28Z
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