Senin, 17 Juli 2023

中国恒大、2021-22年に11兆円強の損失計上-大幅遅れで決算公表 - ブルームバーグ

中国の不動産開発会社、中国恒大集団は2021-22年に合わせて810億ドル(約11兆2300億円)余りの損失を計上した。同社は株式売買の再開と同国最大規模の債務再編の完了を目指し、公表が大幅に遅れていた決算報告を行った。

  17日の香港証券取引所への届け出によると、22年通期の株主帰属損益は1059億元(約2兆500億円)の赤字だった。21年は4760億元の赤字。

  この数字は恒大がこの2年間、住宅危機にいかに苦しめられてきたかを如実に示す。09年の上場以来、同社の2年連続赤字は初めて。

  恒大の売上高は21年に半減して約2500億元となった後、22年には2300億元とさらに減少した。22年の赤字幅は21年から縮小したものの、20年の約80億元の黒字からは急激な悪化となる。

  同社の負債総額は21年末時点で2兆5800億元に急増。22年末時点では2兆4400億元とわずかに減少した。

  決算公表により、オフショア債保有者が債務再編案を検討する上でさらに考慮すべき材料が増えた。恒大は今月24、25両日に多様なクラスの社債保有者との会合開催を目指すとしている。同社は4月の段階で、「クラスA」では77%余りを保有する債権者が再編案を支持したものの、「クラスC」では30%にとどまっていると説明していた。債務再編を実施するためには、それぞれの債券クラスで75%の同意を確保する必要があるという。

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  ブルームバーグ・インテリジェンス(BI)のダニエル・ファン、エイドリアン・シム両アナリストは、決算公表で恒大は株式売買の再開に近づく可能性があり、債務再編計画も承認され得るとの見方を示した。

原題:China Evergrande Posts Losses of $81 Billion Over Two Years (2)(抜粋)

(負債総額やアナリストのコメントなどを追加して更新します)

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2023-07-17 22:20:00Z
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