【NQNニューヨーク=古江敦子】22日の米株式市場でダウ工業株30種平均は続落し、前週末比643ドル13セント(1.9%)安の3万3063ドル61セントで終えた。米連邦準備理事会(FRB)が金融引き締めに積極的な姿勢を維持するとの観測が改めて強まり、幅広い銘柄に売りが出た。米株式相場は7月中旬から上昇基調が続いたため、目先の利益を確定する売りも出やすかった。
FRBのパウエル議長は26日、米カンザスシティー連銀主催の経済シンポジウム(ジャクソンホール会議)で講演する。「市場の利上げ減速観測をけん制し、インフレ抑制に前向きなタカ派姿勢を改めて示す」(ミラー・タバックのマシュー・マリー氏)との声が出ている。市場では金融引き締めが思ったより長引くとの見方が広がった。米長期金利が1カ月ぶりに3%台に乗ったのも投資家心理の重荷となった。
長期金利の上昇で相対的な割高感が意識されやすい高PER(株価収益率)のハイテク株に売りが目立ち、顧客情報管理のセールスフォースが大幅安となった。積極的な金融引き締めが景気を冷やすとの見方から、景気敏感株や消費関連銘柄も売りに押された。
ハイテク比率が高いナスダック総合株価指数は続落し、前週末比323.642ポイント(2.5%)安の1万2381.573で終えた。ネット通販のアマゾン・ドット・コムや交流サイトのメタプラットフォームズなど主力株が軒並み下落した。
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2022-08-22 22:16:29Z
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