[東京 29日 ロイター] -
きょうの東京株式市場で日経平均株価は、弱含みが想定されている。注目されたパウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の講演を受け米株市場が急落したことが嫌気され、急反落して始まりそうだ。ただ、下値では割安感が生じることなどから、売り一巡後は下げ渋る可能性が高い。
日経平均の予想レンジは2万8100円─2万8700円。
パウエル議長は米ワイオミング州ジャクソンホールで開かれた経済シンポジウム(ジャクソンホール会合)で、成長鈍化などの「痛み」を伴ったとしても、インフレが抑制されるまで「当面」金融引き締めが必要という見解を示した。これによって、楽観的な見方が後退し、利上げに対する懸念が株価を抑える可能性が生じる。
26日の米国株式市場では、投資家の不安心理を示すVIX指数が、17.36%高と急騰。さらに、フィラデルフィア半導体株指数(SOX)は5.81%安と急落した。日本株も指数寄与度が大きい半導体関連株が値を崩すとみられる。
ただ、時価水準は割安感が生じるため、売り一巡後は押し目買いが入りそうだ。テクニカル面では、25日移動平均線(2万8246円90銭=26日)が下値抵抗線として機能するか否かが注目される。
市場では「ベア型のETFは信用買い残が膨張しており、下値では買い戻しの需要が大きい。割安感も生じるため、売りが一巡したら値ごろ感から買いが入りそうだ」(雨宮総研・代表の雨宮京子氏)との声が聞かれた。
前営業日終値 年初来高値 年初来安値
日経平均 28641.38 29388.16 24681.74
+162.37 2022年1月5日 2022年3月9日
シカゴ日経平均先物当限 28220(円建て)
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2022-08-28 23:05:00Z
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