24日の東京株式市場で日経平均株価は反発した。終値は前週末比27円35銭(0.13%)高の2万1285円99銭だった。日本時間24日のシカゴ市場で米株価指数先物が堅調に推移し、米株式相場の先高観から日本株にも買いが入った。月末の米中首脳会談を前に両国が貿易交渉を続けるとの見方も相場を支えた。もっとも20カ国・地域首脳会議(G20大阪サミット)を控えて投資家の様子見姿勢が強く、東証1部の売買代金は約4年半ぶりの低い水準に落ち込んだ。
「中国の王受文商務次官は24日、米国と中国の通商担当者が協議しているなどと述べた」とロイター通信が報じた。米中貿易交渉が継続しているとの見方から、株価指数先物に散発的な買いが入った。
もっとも上げ幅は限られた。外国為替市場で円が対ドルで強含み、上値を抑えた。米商務省が21日に中国政府の基幹システムを手掛けるスーパーコンピューター大手に米国製品を輸出することを事実上禁止すると決めたのが嫌気されて、東エレクなどの半導体関連株が売られ、日経平均は朝方に下落して推移する場面もあった。
東証1部の売買代金は概算で1兆4115億円と、2014年12月26日以来、約4年半ぶりの低水準だった。売買高は8億3001万株だった。
JPX日経インデックス400は反発。終値は前週末比18.99ポイント(0.14%)高の1万3789.51だった。東証株価指数(TOPIX)は反発し、1.84ポイント(0.12%)高の1547.74で終えた。
東証1部の値上がり銘柄数は1066、値下がりは966、変わらずは113銘柄だった。
リクルートやNTTデータ、ソニーが上昇した。トクヤマや第一三共、日揮の上昇が目立った。サイバーやユニファミマ、スズキの下げが大きかった。東エレクやディーエヌエ、住友不が下落した。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
https://www.nikkei.com/article/DGXLAS3LTSEC1_U9A620C1000000/
2019-06-24 06:10:00Z
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