【NQNニューヨーク=古江敦子】7日の米株式市場でダウ工業株30種平均は続伸し、15時現在は前日比506ドル49セント高の3万5733ドル52セントで推移している。新型コロナウイルスの変異型「オミクロン型」のまん延が米景気悪化につながるとの懸念が和らぎ、景気敏感株が上げている。投資家心理が強気に傾き、ハイテク株にも押し目買いが目立つ。
バイデン米政権のファウチ首席医療顧問は7日の記者会見で、オミクロン型について「従来型に比べ重症化しにくい可能性がある」と説明した。英製薬グラクソ・スミスクラインが7日に開発中のコロナ抗体治療薬が臨床前段階でオミクロン型に有効性を示したと発表し、市場の心理改善につながった。
クレジットカードのアメリカン・エキスプレスや金融のゴールドマン・サックスなど景気敏感株が高い。半導体のインテルは大幅高。車載半導体の子会社上場を発表し、財務改善が見込まれた。アナリストが目標株価を引き上げたスマートフォンのアップルの上げも目立つ。ハイテクでは顧客情報管理(CRM)のセールスフォース・ドットコム、ソフトウエアのマイクロソフトも高い。
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2021-12-07 20:01:38Z
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