Selasa, 21 Desember 2021

NYダウ、540ドル高で推移 消費関連株に買い(写真=AP) - 日本経済新聞

米ニューヨークのウォール街=AP

【NQNニューヨーク=川内資子】21日の米株式市場でダウ工業株30種平均は4営業日ぶりに反発し、午後3時(日本時間22日午前5時)現在は前日比540ドル60セント高の3万5472ドル76セントで推移している。新型コロナウイルスの変異型「オミクロン型」の感染拡大への懸念から前日までの3日続落で1000ドル近く下げ、消費関連株などに値ごろ感からの買いが優勢となった。

オミクロン型の感染拡大への警戒感は残るものの、足元の相場下落は行き過ぎとの見方が出ている。ここ数日で大きく売られた旅行・レジャー株などを中心に押し目買いが入った。

前日夕発表の四半期決算が市場予想を上回ったスポーツ用品のナイキが大きく上昇した。クレジットカードのビザと同業のアメリカン・エキスプレス、映画・娯楽のウォルト・ディズニーといった消費関連株の上昇が目立つ。空運株が買い直される流れに加え、物流のUPSからの受注発表も好感された航空機のボーイングも高い。

ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数も4営業日ぶりに反発し、前日比353.339ポイント高の1万5334.283で推移している。主力株が総じて上昇した。前日夕に発表した四半期決算や見通しが市場予想以上となった半導体のマイクロン・テクノロジーが急伸し、半導体株全般が買われた。

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2021-12-21 20:15:07Z
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