[東京 4日 ロイター] -
きょうの東京株式市場で日経平均株価は、もみあいが想定されている。注目された前週末発表の米雇用統計は堅調な数値となり、米連邦準備理事会(FRB)がタカ派的な政策スタンスを維持する可能性が高いことが示されたが、イベントを通過したことで安心感が広がりそうだ。ただ、方向性を示す手掛かり材料に乏しい上、きょうからの東証市場再編で模様眺めとなりそうなことから、相場全般は一進一退の展開になるとみられる。
日経平均の予想レンジは2万7400円─2万8000円。
前週末1日の米国株式市場はS&P総合500種が小幅上昇。堅調な米雇用統計が材料視された。米労働省が1日発表した3月の雇用統計は、非農業部門雇用者数が前月より43万1000人増加し、堅調な伸びを示した。また失業率は3.6%と2020年2月以来、約2年ぶりの水準に改善した。2月の失業率は3.8%だった。
一方、米供給管理協会(ISM)が1日に発表した3月の製造業景気指数が57.1と、前月の58.6から低下した。これが株価を重くする要因になる可能性もある。
イベント通過後に、新たな材料が見当たらないほか、きょうから始まる東証の市場再編を見極めたいとのムードが高まるという。
市場では「直近2日で下落したため、きょうは底堅くなるかもしれないが、東証の市場再編でどう動くか投資家は様子見になる可能性が高い」(岡地証券・投資情報室長の森裕恭氏)との声が聞かれた。全体的には、ウクライナ情勢、為替相場、原油価格動向など外部環境に引き続き左右されそうだ。
前営業日終値 年初来高値 年初来安値
日経平均 27665.98 29388.16 24681.74
-155.45 2022年1月5日 2022年3月9日
シカゴ日経平均先物当限 27795(円建て)
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2022-04-03 22:59:00Z
1366107541
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