Rabu, 02 November 2022

FOMC、0.75ポイント利上げ決定-4会合連続 - ブルームバーグ

米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長は現在の利上げサイクルにおける政策金利のピーク水準について、従来の想定より高くなる可能性があるとの認識を示した。その一方で、米連邦公開市場委員会(FOMC)は早ければ次回12月の会合で利上げペースを落とし始めることもあり得ると述べた。

  FOMCは1、2両日に開催した定例会合で、主要政策金利を0.75ポイント引き上げることを決めた。0.75ポイント利上げはこれで4会合連続。今回の利上げにより、フェデラルファンド(FF)金利の誘導目標レンジは3.75-4%となった。これは2008年以来の高水準。決定は全会一致だった。

  パウエル議長は会合後の記者会見で、「前回会合以降に入手したデータは、金利の最終的な水準が従来の想定より高くなることを示唆している」と述べた。    

FOMC声明:今後の引き締めペース、累積効果や経済情勢などを考慮

  FOMCはインフレ抑制を目指した積極的な利上げが最終段階に近づいている可能性があることを示唆した。

  FOMCは会合後に発表した声明で、「時間とともにインフレ率を2%に戻せるだけの十分抑制的な」水準に政策金利が達するよう、「継続的な引き上げ」がなお必要になる可能性が高いと記した。

  また今回の声明では新たに、「誘導目標レンジの今後の引き上げペースを決定する上で、委員会は金融政策の累積的な引き締めと、金融政策が経済活動とインフレに与える影響の遅効性、経済や金融の情勢を考慮する」とも記された。

  会見でパウエル議長は、「どこかの時点で」利上げペースを落とすことが適切になるだろうと指摘。「その時期は近づいており、早ければ次回、ないしその次の会合となる可能性はある。何も決定していない」と説明した。その上で、政策金利が十分引き締まった水準になるまでには「なお幾分か道のりが残されている」とも強調した。

原題:Powell Says Rate Peak Has Risen But Pace of Hikes Could Slow(抜粋)

Fed Hikes Again by 75 Basis Points, Hints at Entering End Phase

(パウエルFRB議長の発言を加え、更新します)

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2022-11-02 18:07:00Z
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