Jumat, 04 November 2022

NYダウ、一時500ドル超高 雇用統計で買い安心感(写真=ロイター) - 日本経済新聞

【NQNニューヨーク=三輪恭久】4日の米株式市場でダウ工業株30種平均は5営業日ぶりに反発して始まり、前日比で一時500ドル超上げる場面があった。取引開始前に発表された10月の米雇用統計の内容が米連邦準備理事会(FRB)の利上げ幅縮小の方向を変えるほどではないとの見方から、株式には買い安心感が出ている。

米労働省が4日発表した10月の米雇用統計では、非農業部門の雇用者数が前月比で26万1000人増えた。市場予想(20万5000人増)を上回った。一方、失業率は3.7%と前月から0.2%上昇した。市場予想(3.5%)より悪化した。総じて見ると労働市場が軟化する兆候もみられ、「次の米連邦公開市場委員会(FOMC)でも0.75%の利上げを続ける必要がないと示すものだった」(パンセオン・マクロエコノミクス)との見方があった。

ダウ平均が前日までの4営業日で800ドル超下げたあとで、自律反発を見込んだ買いも入っている。雇用統計の発表直後には長期金利が乱高下する場面があったものの、前日終値(4.15%)を挟んだ動きとなっている。金利上昇への過度な警戒がひとまず和らいだことで、買い安心感が広がっている面もある。スポーツ用品のナイキや化学のダウ、建機のキャタピラーの上昇が目立っている。

ハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数も5営業日ぶりに反発している。

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2022-11-04 14:01:46Z
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