ADPによると、10月の米民間雇用者数は予想を上回る伸びを示した。主に娯楽・ホスピタリティーで大きく増え、労働需要の底堅さを浮き彫りにした。
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ADPはスタンフォード・デジタル・エコノミー・ラボと共同でデータを集計した。
娯楽・ホスピタリティーで21万人増加したほか、貿易・運輸・公益事業でも雇用が増えた。一方、情報、製造業、金融サービスでは減少した。
ADPのチーフエコノミスト、ネラ・リチャードソン氏は発表文で「景気回復の成熟度を考えると非常に強い数字だが、雇用は広範なベースでは増えなかった」とし、「金利に敏感な財の製造業者は雇用を手控えており、転職時の報酬の伸びも以前より低くなっている」と指摘した。
雇用の伸びは22万9000人増えた西部に集中した。中西部と南部では減少した。
最近の賃金の伸びは消費者の購買力増大につながり、広範な物価圧力を高めているため、米金融当局の主な懸念材料になっているが、ADP統計はこれについて新たな一面を示した。
転職で得た報酬の伸びは前年比で15.2%増と、減速傾向が続き、労働者の交渉力が落ち始めている可能性を示唆した。同じ職を維持した場合の伸びは中央値で7.7%増。
統計の詳細は表をご覧ください。
原題:US Companies Added 239,000 Jobs in October, ADP Data Show(抜粋)
(新たな詳細を加え、更新します)
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2022-11-02 12:22:10Z
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