Jumat, 04 November 2022

今日の株式見通し=大幅続落、米株安を嫌気 押し目買いは限定的か - ロイター (Reuters Japan)

[東京 4日 ロイター] - きょうの東京株式市場で、日経平均株価は大幅続落の展開が想定されている。米連邦公開市場委員会(FOMC)を経て米株市場が下落した流れを受け、日本株にも売りが広がる見込み。米10月雇用統計の公表を控え、米株続落の警戒感から押し目買いは限定的になりそうだという。ナスダック総合の下落幅が大きく、特に値がさのハイテク株を中心に軟調に推移する見通し。

日経平均の予想レンジは2万7000円─2万7400円。

3日の米国株市場では、主要3指数がそろって下落した。ナスダック総合は1.73%安。2日のFOMC後の記者会見でパウエル米連邦準備理事会(FRB)議長が利上げの一時停止を検討するのは「非常に時期尚早」と述べ、株価が下落した流れがこの日も続いた。

また、3日発表の経済指標では、米供給管理協会(ISM)による10月の非製造業総合指数(NMI)が約2年半ぶりの低い水準となったものの、週間の新規失業保険申請件数は減少し、労働市場が堅調さを維持していることを示した。

きょうの日本株市場では、米株安の流れを引き継いで大幅続落の展開が見込まれている。FOMC前までは、12月以降の米金融引き締め動向について、利上げペースが鈍化するのではないか、との期待が高まっていたが、「FOMCでFRBの引き締め継続姿勢が示され、期待は剝落した」(みずほ証券・シニアテクニカルアナリスト、三浦豊氏)との声が聞かれた。

ナスダック総合の下落を受けて値がさのハイテク株を中心に売りが強まるとみられ、指数を押し下げる可能性があるという。

また、今晩は米雇用統計の発表を控えており、「時間当たりの賃金が高止まりしているなどの場合は、金融引き締め継続の思惑で米株安となりやすい」(三浦氏)との指摘があった。きょうの日本株市場は、米株安への警戒感から押し目買いが入りにくいのではないか、という。

主なスケジュールでは、国内では丸紅、伊藤忠商事、住友商事などが決算発表を行う予定。海外ではユーロ圏で9月生産者物価指数が発表予定となっている。

前営業日終値 年初来高値 年初来安値

日経平均     27663.39 29388.16 24681.74

-15.53 2022/01/0 2022/03/0

5 9

シカゴ日経平均先物当限 27255(円建て)

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2022-11-03 22:53:00Z
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