[7日 ロイター] - 米国株式市場は反発し、先週の下落分を一部取り戻した。最新の米消費者物価指数(CPI)の発表を10日に控え、ポジションを積み増す動きとなった。
米株市場は今年に入り、人工知能(AI)に関する楽観的な見方や米経済のソフトランディング(軟着陸)期待から上昇し、S&P総合500種は年初来17.7%高となっている。
ナティクシス・インベストメント・マネジャーズのリード・ポートフォリオ・ストラテジスト、ジャック・ジャナシウィッチ氏は「この上昇を逃したために資金を投入したいと考えている人は十分にいると思う。これにより(利食い売りが出ても)下値は限定的にとどまるだろう」と語った。
4日発表された雇用統計を受け、利上げ長期化懸念が再燃する中、CPIは米連邦準備理事会(FRB)の金融政策の行方を探る手掛かりとなる。
ニューヨーク連銀のウィリアムズ総裁は7日付のニューヨーク・タイムズ紙とのインタビューで、金利の低下が来年始まる可能性があると述べた。
FRBのボウマン理事は7日、インフレ率をFRBが目標とする2%に引き下げるためには追加利上げが必要になる公算が大きいと述べた。
ダウ工業株30種は6月15日以来の大幅上昇となった。
電気自動車(EV)大手テスラが0.9%安と軟調だったが、ナスダック総合は4営業日続落に終止符を打った。テスラは7日、ザッカリー・カークホーン最高財務責任者(CFO)が退任し、最高会計責任者(CAO)のバイブハブ・タネジャ氏がCFOを兼務すると発表した。
S&Pも続落を4日で止めた。同指数の主要セクターはほとんどが上昇。通信サービスが1.9%高、金融が1.4%と上げを主導した。
米著名投資家ウォーレン・バフェット氏が率いる投資会社バークシャー・ハザウェイは3.4%上昇し、過去最高値を付けた。週末に発表した第2・四半期決算で営業利益が100億ドルを超え過去最高となった。
食品大手タイソン・フーズは3.8%下落。四半期売上高が市場予想を下回った。
米取引所の合算出来高は99億2000万株。直近20営業日の平均は108億6000万株。
終値 前日比 % 始値 高値 安値 コード
ダウ工業株30種 35473.13 +407.51 +1.16 35125.60 35497.38 35125.60
前営業日終値 35065.62
ナスダック総合 13994.40 +85.16 +0.61 13972.45 13997.15 13864.92
前営業日終値 13909.24
S&P総合500種 4518.44 +40.41 +0.90 4491.58 4519.84 4491.15
前営業日終値 4478.03
ダウ輸送株20種 16396.15 +76.36 +0.47
ダウ公共株15種 887.47 +1.40 +0.16
フィラデルフィア半導体 3739.41 +40.21 +1.09
VIX指数 15.77 -1.33 -7.78
S&P一般消費財 1366.76 +14.86 +1.10
S&P素材 529.50 +3.66 +0.70
S&P工業 926.67 +11.51 +1.26
S&P主要消費財 789.49 +6.67 +0.85
S&P金融 587.93 +7.91 +1.36
S&P不動産 235.39 +2.82 +1.21
S&Pエネルギー 664.37 +0.99 +0.15
S&Pヘルスケア 1559.63 +18.24 +1.18
S&P通信サービス 228.35 +4.22 +1.88
S&P情報技術 3040.07 +8.05 +0.27
S&P公益事業 324.58 -0.07 -0.02
NYSE出来高 8.05億株
シカゴ日経先物9月限 ドル建て 32425 + 105 大阪比
シカゴ日経先物9月限 円建て 32405 + 85 大阪比
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2023-08-07 19:19:00Z
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