第一三共は1日、厚生労働省の専門家部会で製造販売の承認が了承された新型コロナウイルスワクチンについて、正式承認後も供給しない方針を明らかにした。初期に流行した従来株に対応したもので、国内で使用される見通しがないためだ。開発ノウハウを生かし、変異株オミクロン株の「XBB」系統に対応した新たなワクチンの実用化を加速させる。
同社のワクチンは、遺伝物質「メッセンジャーRNA(mRNA)」を使ったタイプだ。7月31日の専門家部会で了承されたことを受け、厚労省が近く正式承認する。承認されれば国内企業が開発した初の「純国産ワクチン」となる。
厚労省は9月以降の追加接種で、XBB対応ワクチンを使う方針。このため、第一三共はXBB対応の開発を急ぎ、改めて承認を得た上で、ワクチン供給を実現したい考えだ。
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2023-08-01 08:41:00Z
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