Sabtu, 26 Agustus 2023

秋本真利議員を任意聴取、「日本風力開発」からの収賄容疑で刑事責任追及へ捜査…東京地検 - 読売新聞オンライン

 洋上風力発電事業を巡る汚職事件で、東京地検特捜部が、秋本 真利まさとし ・衆院議員(48)(自民党を離党)から任意で事情聴取したことが関係者の話でわかった。秋本議員に多額の資金を提供していた「日本風力開発」(東京)の塚脇正幸社長(64)は贈賄容疑を認める供述をしており、特捜部は、秋本議員に対する収賄容疑での刑事責任追及に向けて捜査を進めるとみられる。

 関係者によると、塚脇社長は2021年秋に秋本議員らと馬主組合を設立し、同年10月~今年6月、組合に計約3000万円を支出。このうち約1000万円は22年10月に現金で秋本議員に提供したとされる。また、秋本議員が19年に日本中央競馬会で個人馬主に登録する際にも、約3000万円を一時的に提供したという。

 同社は、政府が進める洋上風力発電事業のうち青森県の「陸奥湾」や秋田県沖2海域などへの参入を計画したが、秋田県沖2海域は21年12月、圧倒的に安い売電価格を提示した企業連合に敗北。秋本議員は19年2月に国会質問で「青森県でもしっかりと洋上風力が展開されるべきだ」と発言したほか、22年2月の質問では事業者選定の審査基準見直しを求めるなど、同社の参入を後押しするような発言を繰り返していた。

 特捜部は、同社側から秋本議員への資金提供には国会質問への見返りの趣旨が含まれているとみており、今月4日以降、秋本議員の自宅や議員会館の事務所、同社本社などを相次いで捜索。塚脇社長は秋本議員への贈賄を認める供述をしているという。

 特捜部は秋本議員に対する事情聴取で、塚脇社長からの資金提供の経緯などについて確認したとみられる。これまで秋本議員は周囲に「国会質問は頼まれて行ったわけではない」「馬主組合への支出がなぜ賄賂になるかわからない」などと話しているという。

 刑法の収賄罪は、公務員がその職務に関して賄賂を受け取った場合に成立する。特捜部は、国会質問を秋本議員の職務権限と捉え、今後も秋本議員や塚脇社長から任意で事情聴取し、資金提供の趣旨などについて捜査を進めるとみられる。

 秋本議員は12年12月の衆院選で千葉9区から出馬して初当選。現在4期目で、国土交通政務官などを歴任した。昨年8月に外務政務官となったが、疑惑発覚後に辞任し、自民党も離党した。

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2023-08-26 03:14:00Z
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