「電柱が急に目の前に現れた」。JR東海道線で傾いた電柱と電車がぶつかった事故で、JR東日本は6日、横浜市内で記者会見を開き、運転士の証言を明らかにした。事故3日前に同社の技術者が電車から目視で点検した際は異常は確認されなかったとし、事故直前に何らかの原因で傾いたとみている。
同社は設置時期などが同じ電柱を10日までに緊急点検するとした。
「けがをされた方、ご利用のお客さまに深くおわび申し上げる」。記者会見で同社の鈴木均常務取締役は深く頭を下げ、謝罪した。
同社によると、事故のあった電柱は線路から約2メートルの位置に立ち、高さは地上約10メートル。電柱は3年に1回、現地で点検を行っているほか、5日に1回、電車に乗り込んだ技術者が目視で点検を実施。今回の電柱の目視点検は今月2日に行われていた。
事故の影響で計13本が駅と駅の間で停車し、乗客の避難は遅くなったところで6日午前2時45分ごろまでかかった。同社は人員を早急に集め、停電で空調が切れた列車を最優先に避難誘導を行ったとする一方、体調不良を訴えた人がいることを踏まえ「今回の事象を振り返り、教訓化していきたい」とした。
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2023-08-06 12:57:35Z
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