Senin, 11 Mei 2020

米国株、ダウ反落し109ドル安 コロナ感染の第2波警戒 ナスダックは続伸 - 日本経済新聞

【NQNニューヨーク=古江敦子】11日の米株式市場でダウ工業株30種平均は3営業日ぶりに反落し、前週末比109ドル33セント(0.4%)安の2万4221ドル99セントで終えた。中国や韓国で新型コロナウイルスの新たな集団感染が発生したと伝わり、米国でも感染の第2波を警戒した売りが優勢となった。もっとも、ハイテクやヘルスケア銘柄が買われ、相場は底堅く推移する場面もあった。

中韓で新たな集団感染が発生し、米国でも「感染拡大の第2波が起これば、経済の本格的な持ち直しが遅れる」(ミラー・タバックのマシュー・マリー氏)との警戒感が広がった。ダウ平均は朝方に261ドル下げる場面があった。

金融のJPモルガン・チェースやゴールドマン・サックス、建機のキャタピラーなど景気敏感株が下落した。デルタ航空など空運株や、ウォルト・ディズニーやクルーズ船のロイヤル・カリビアン・クルージズなど旅行・レジャー関連株の下げも目立った。

ダウ平均は小幅に上昇に転じる場面もあった。ニューヨーク州のクオモ知事が11日、小売店の営業再開など同州での行動制限を15日から一部解除する方針を示し、投資家心理が改善した。

ハイテク株やヘルケア株への買いも相場を支えた。コロナ感染でも堅調な業績が続くとの見方から買いが途切れなかった。ダウ平均の構成銘柄ではスマートフォンのアップルやソフトウエアのマイクロソフトが上昇。製薬のメルクやファイザーも買われた。

ハイテク比率が高いナスダック総合株価指数は6日続伸し、前週末比71.02ポイント(0.8%)高の9192.34と2月下旬以来の高値で終えた。

巨大ハイテク銘柄のGAFAM(アルファベット、アップル、フェイスブック、アマゾン・ドット・コム、マイクロソフト)は軒並み上昇した。エヌビディアが上場来高値を更新するなど、半導体株が総じて上げた。ギリアド・サイエンシズやアッビィなどバイオ製薬も幅広く買われた。

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2020-05-11 20:21:06Z
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