27日の東京株式市場で日経平均株価は3日続伸し、前日比148円06銭(0.70%)高の2万1419円23銭と2月27日以来3カ月ぶりの高値で終えた。経済活動が正常化に向かうとの見方から、空売りしていた投資家の買い戻しが続いた。証券や銀行、鉄鋼、海運など、これまでの上昇相場で出遅れていた景気敏感株を中心に買われた。
日経平均の3日間の上げ幅は1031円に達した。相場の値動きに追随する商品投資顧問(CTA)などの機械的な買いが入っているとの声が聞かれた。日本時間27日午後の米ダウ工業株30種平均先物が堅調に推移したことも支援材料となった。
上値抵抗水準として意識される26週移動平均近辺では売りが出て、上値が重かった。朝方は香港情勢を巡る米中対立激化への警戒感から日経平均は100円超下げる場面もあった。
JPX日経インデックス400は3日続伸。終値は前日比125.62ポイント(0.91%)高の1万3933.23だった。東証株価指数(TOPIX)も3日続伸し、14.74ポイント(0.96%)高の1549.47で終えた。
東証1部の売買代金は概算で2兆8756億円と4月30日以来、約1カ月ぶりの高水準だった。売買高は17億6330万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は1431、値下がりは662、変わらずは77銘柄だった。
第一生命HD、りそなHD、野村が買われた。日産自、ブリヂストン、日本製鉄も上昇した。半面、東エレク、JR東海、JALは売られた。オリンパス、住友不、任天堂も下落した。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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2020-05-27 06:30:00Z
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