民事再生手続き中のレナウンは28日、6月に300人規模の希望退職を実施すると発表した。レナウン本体や子会社の従業員が対象で、グループ全体の3分の1に相当する。同社は6月中に再建に向けたスポンサー候補を決定したい考え。希望退職によって経費削減を進めて事業継続を目指す。
希望退職は6月4~11日の期間で募集し、同25日に実施する予定だ。連結業績への影響については「応募者数や内訳が未確定のため未定」としている。レナウンは現在、東京地裁が選任した管財人のもと、アパレル企業や投資ファンドなどを対象にスポンサー探しを進めている。不採算店舗の閉鎖も検討している。
レナウンは1902年創業のアパレル大手。ダーバンなどのブランドで知られるが、近年は百貨店などの販路を主体とする事業モデルが行き詰まっていた。親会社である中国山東如意科技集団への売掛金の回収が滞っていたほか、新型コロナウイルスの影響による売り上げ急減で資金繰りに行き詰まり、今月15日に民事再生手続きを開始した。負債総額は約138億円。
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2020-05-28 02:04:11Z
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