日本銀行は11日、10日付で退任した前田栄治理事の後任に清水季子名古屋支店長が昇格する人事を発表した。麻生太郎財務相から11日付で任命された清水氏は、1882年に開業した日銀では初の女性の理事となる。引き続き名古屋支店長を兼務する。
清水氏は東京都出身の55歳。1987年に東京大学工学部を卒業し、日銀に入行。2010年には女性初の支店長(高松支店)に就任するなど常に日銀の女性総合職の先頭を走ってきた。その後も欧州統括役などを歴任、世界経済や金融市場に精通している。
4月9日に初めてテレビ会議方式で行われた支店長会議後の記者会見では、新型コロナウイルスの感染が世界的に拡大する中で、輸出型企業が集積する東海地区経済について「当面は厳しい状況を覚悟しておく必要がある」などと発言している。
前田氏が担当していた企画局、金融市場局、金融研究所は、国際関係を統括する内田真一理事が引き継ぐ。
(清水氏の経歴などを追加して更新しました)
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2020-05-11 01:40:00Z
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